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2010.03/17 [Wed]
シネマスコープを考える。リベンジ
秘かに16:9サイズとシネマスコープサイズの比較実験動画を作ってました。
人間の視野って結構広いですが、注視できる範囲というのは意外に狭いような気がします。
見えてはいるけど、まわりはボケていますよね。
シネマスコープは人間の注視できる範囲に近いんじゃないかなぁなんて思いました。
なので注視できる範囲だけ残して、あとは大胆にもカットしてしまう手法と言えるかもしれません。
あくまでも僕の勝手な推測です。
上の動画では16:9でもかなり横長ですが、船のコンテナを見たりいろいろなところを見る余地がありますよね。
でもシネスコでは、『ココを見て!』って感じで、見るところを限定される感じがあります。
その分、瞬時に見せる側と見る側の視点が一致しやすいように思います。
僕にはシネスコの方が対象にぐっと入り込めるというか迫ってくるような臨場感を感じるのです。
こんなこを考えるきっかけになったのは、アニメの『鉄コン筋クリート』なんです。
シネスコサイズなんです。
上下を広く見せることができるのに、なんでわざわざシネスコサイズを選ぶんだろう?とずっと心の片隅で気になっていたのです。
で、写真をきっかけに見比べ実験してみたところ、上のような効果に気付いたということです。
ちょっと感動ですね。
まぁ、どっちがいいかはあくまでも好みの問題ですけどね。
No title
シネスコサイズの魅力がよくわかりました。
ありがとうございます。屋久島に住んでいるというのはとてもうらやましいです。自然と一体化できそうですね。