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2011.07/21 [Thu]
必見。『ふうせんじいさんの旅』第一号
今月はじめの日記に『縄文じいさんシリーズ』の前身である『ふうせんじいさんの旅』シリーズ第一号のことを少しだけ書きました。
http://jomonart.blog95.fc2.com/blog-entry-619.html
どういうわけでしょう。
先日、以前努めていた会社の先輩が突然遊びに来てくれたのです。
それがきっかけで、会社に戻られてから話しが伝わって、今日、『ふうせんじいさんの旅』第一号の画像が送られてきました。
自分で言うのも何ですが、とても爽やかな気分になれるとてもいい絵だなぁと思いました。(笑)
感動です。
綺麗で楽しそうな絵とかって、見る人が見れば「売る為に描いている・・・」みたいないやらしいところが見えたりするのですが(僕にはそれが見えるのです。)、この絵は本当に素直に描かれているなぁって感じます。
実際、この時は絵では生活していなかったし、お友達の出産祝いの為だけに描いたものでしたから・・。
この絵を描いていた頃のことが蘇ってきます。
絵とは裏腹に、この絵を描いていた当時の僕は、最低の状態でした。
詳しくは述べませんが、自分のことが嫌いでしかたなかったし、存在価値も全く無いと思っていました。
当時の会社での健康診断で、肺のところにへんな影が見つかって再検査を受けるハメになってしまって、死ぬかもしれない・・・なんてことも考えました。
そんな状況の中で描いた絵だったのです。
辛い状況だから、辛い絵ができるとは限らないんですよね。(笑)
辛い状況だからこそ、楽しいことや穏やかなことや幸せそうなことを思い浮かべるのかもしれません。
それに自分は辛くても、人を喜ばせたいと思えば、それはそういう絵になるのです。
この絵を手渡す時、お友達は本当に喜んでくれました。
「子供ができたら絵をプレゼントするよぉ。」と約束していたので、まだ開けてない絵の箱を見せただけですぐにそれが何か分かったみたいです。
その「喜んでくれたこと」が、逆に僕自身を救ってくれたように思います。
全く存在価値の無い僕でも人を喜ばせることができるんだぁ・・・って。
健康診断の再検査で、ひょっとしたら癌だって言われるかもしれない・・・
それでもいいや。
死ぬ直前まで絵を描きまくってやろう・・・と思ったのです。
その日は、「僕の人生が変わった日」だったのです。
その流れからやがて屋久島移住に繋がったことは言うまでもありません。
ではご覧下さい。↓

この頃は、原田泰治氏の影響を強く受けていたので、人の顔はのっぺらぼうだったりします。
顔を描かないことで、いろんな表情を想像できると思います。

また原点に戻って、『ふうせんじいさんの旅』から始めたいと思っていたところでした。
自分が旅をしながらまたいろんなことを空想できるようになりたいと思っています。
http://jomonart.blog95.fc2.com/blog-entry-619.html
どういうわけでしょう。
先日、以前努めていた会社の先輩が突然遊びに来てくれたのです。
それがきっかけで、会社に戻られてから話しが伝わって、今日、『ふうせんじいさんの旅』第一号の画像が送られてきました。
自分で言うのも何ですが、とても爽やかな気分になれるとてもいい絵だなぁと思いました。(笑)
感動です。
綺麗で楽しそうな絵とかって、見る人が見れば「売る為に描いている・・・」みたいないやらしいところが見えたりするのですが(僕にはそれが見えるのです。)、この絵は本当に素直に描かれているなぁって感じます。
実際、この時は絵では生活していなかったし、お友達の出産祝いの為だけに描いたものでしたから・・。
この絵を描いていた頃のことが蘇ってきます。
絵とは裏腹に、この絵を描いていた当時の僕は、最低の状態でした。
詳しくは述べませんが、自分のことが嫌いでしかたなかったし、存在価値も全く無いと思っていました。
当時の会社での健康診断で、肺のところにへんな影が見つかって再検査を受けるハメになってしまって、死ぬかもしれない・・・なんてことも考えました。
そんな状況の中で描いた絵だったのです。
辛い状況だから、辛い絵ができるとは限らないんですよね。(笑)
辛い状況だからこそ、楽しいことや穏やかなことや幸せそうなことを思い浮かべるのかもしれません。
それに自分は辛くても、人を喜ばせたいと思えば、それはそういう絵になるのです。
この絵を手渡す時、お友達は本当に喜んでくれました。
「子供ができたら絵をプレゼントするよぉ。」と約束していたので、まだ開けてない絵の箱を見せただけですぐにそれが何か分かったみたいです。
その「喜んでくれたこと」が、逆に僕自身を救ってくれたように思います。
全く存在価値の無い僕でも人を喜ばせることができるんだぁ・・・って。
健康診断の再検査で、ひょっとしたら癌だって言われるかもしれない・・・
それでもいいや。
死ぬ直前まで絵を描きまくってやろう・・・と思ったのです。
その日は、「僕の人生が変わった日」だったのです。
その流れからやがて屋久島移住に繋がったことは言うまでもありません。
ではご覧下さい。↓

この頃は、原田泰治氏の影響を強く受けていたので、人の顔はのっぺらぼうだったりします。
顔を描かないことで、いろんな表情を想像できると思います。

また原点に戻って、『ふうせんじいさんの旅』から始めたいと思っていたところでした。
自分が旅をしながらまたいろんなことを空想できるようになりたいと思っています。
NoTitle
色彩も素敵だし、何か気持ちが穏やかになれます
昔何処かで観た感じ・・いつかこんな光景に出合った懐かしさと優しさ
原田泰治さんの作風にもそう言われれば感じますが
これは上田さんの作風なんですよね・・
好きだなぁ~~是非原点に戻って
風船の様に風に乗って色んな世界を見せて下さい
楽しみにしています・・♪